このブログもいよいよ一旦の佳境に差し掛かりました。
アングルです。
そもそもこのブログをはじめようとしたきっかけは①に前述したとおりですが、そのほかにも理由がございます。
少し話は飛んでしまうのですが、私の尊敬する方とのお話の中で、寄付する人というのは自分の収入が高かろうが低かろうが寄付するし、決して自分がお金持ちだからという理由で寄付はしていない、貧乏でも寄付し続けるだろうとのお話がございました。
私以前わかこがブログに書いていたように、徐々に忙しくなってきたころブログを更新する時間も無くなってきたと思っていたのですが、自分がどのような境遇に置かれていても一貫した精神性を保つことの大切さを学び、ブログを更新している次第でございます。
来週より全日本戦、イギリス遠征が待ち受けており、ダンスに集中するためブログ⑩を書き終えましたら、一カ月ほどブログの更新を止めてしまいますが、できるだけ細く長く続けるよう努めてまいります。
とはいえ、ブログの終わりに一つでもいいねをいただけますと励みになりますので、いいねの方お待ちしております(笑)
さてご存じの方はご存じかとは思いますが、私アングル、生粋の映画好きです。
まだまだみていない傑作映画も多いですが、大方二時間の作品に数多の才能が凝縮されていると考えますと中々に感慨深いものです。
とあるレッスンの中で
「アイキ、カラテキッドをみたことあるか。ダンスは作るものじゃない、そこにあるものなんだよ」
と言われたことがあります。
(ただいま調べましたところ、邦題は『ベスト・キッド』だそうです)
旧作の方はカラテキッド1・2・3までシリーズ化されており、幼いながらも覚えているシーンではコバエを達人が箸でとらえるシーンは感動ものでした。(ただいま調べましたら4まであるようです、知らないことばかりです)
そして2010年にリメイク作品としてジャッキーチェンとジェイデンスミスがカラテキッドを再演いたしました。
しかし題名はカラテキッドなのに中身は完全なカンフー映画。
カラテどこいった。
あらすじとしては、いじめられっ子を演じるジェイデンスミスくん。ジャッキーチェンが演じるカンフーの達人に成り行きで弟子入りします。
しかしこのカンフーの達人全くカンフーを教えてくれません。
ジャケットを着ろ、ジャケットを脱げ、ジャケットを置け、ジャケットを拾え、ジャケットをかけろ、ジャケットを取れ
これらの動作しかさせてくれません。
この動作をとうとうしびれが切れるまでやらされた頃、ジェイデン君は言います。
こんなのカンフーじゃない!生徒が僕一人しかいないのも先生が本物のカンフーを知らないからだ!
すると達人は寄ってきて一言いいます。
ジャケットを着ろ。
不満そうに渋々ジャケットを着ようとするジェイデン君にすかさず達人は攻撃を仕掛けます。
するとあろうことか、ジャケットを着る動作が攻撃をブロックする型になっているではないでしょうか。
その後もジャケットを扱う動作がそのままカンフーの動作にみるみるつながっていきます。
達人はここで一言
カンフーはあらゆる場面に宿っている。ジャケットを着る動作にも、ジャケットを脱ぐ動作にも、どのように人と接するかにも、すべてがカンフーなのだよ。
この場面で私はいつも感動で目に泪が、、、、
やはり真剣に一つのことに取り組んでいる姿はどのような分野においても感動いたします。
「良いダンスで勝つために、寝て、食べて、生きるんだよアイキ」
私のレッスンの中で一番心に響いた言葉のうちの一つです。
ダンスをしていない時間でも常に姿勢よく、パソコンでブログを打っている間も凛々しく、人と接する態度も謙虚に、真のダンサーとは生き様で他を魅了する生き物です。
熱く語ってしまいましたが、割と真剣にこのようなことを日々考えております。
それではまた後日。
皆様良い一日をお過ごしください。
アングル
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